髪結いの世界 最近は、振り袖でもカジュアルな髪型を楽しむことが多いようですが、舞妓さんにはやっぱり日本髪が欠かせません。結い髪の技術にも、伝統が光ります。 左から・・・コテ(髪の癖直し)、元結通し、なぎなた(鬢<びん>をなでつける)、筋立て(髷<まげ>を形づくる)、鬢櫛<びんぐし>(鬢<びん>をとく)、中櫛<ちゅうぐし>(髪をとく) 左から・・・(上)毛たぼ、(下)紺紙、(上)がき髱<つと>(髱<つと>さし)、(下)鬢<びん>はり、先添、鬢<びん>みの、櫛差し、前髪のかもじ 髪の結い方 花嫁様 日本髪【文金高島田】 顔の印象は髪の形でずいぶん変わります。髪をのばしていらっしゃる方は、本格的な髪結いを体験なさってはいかがですか? ①結い始める前に、コテをあてて、髪の癖を直します。 ②前髪・鬢(びん)・髱(つと)・根の筋分けをし、しごきで結んで、髱を上げます。 ③鬢の筋分けに鬢みのを入れ、毛を充分とき、鬢を形づけます。 ④鬢を作ります。 ⑤直毛の添えの毛を付けて、島田髷を作っていきます。 ⑥ へらを当てて、前髪を作ります。 ⑦結いあがったら、なぎなたで整えて完成です。 ⑧花嫁さんの簪を挿して文金高島田の花嫁です。 ※髪結いの際にはおこてをあてさせていただきます。お客様の大切な髪ですので、最大限の注意を払いますが、 お客様の髪質・髪の傷み具合などにより、 こての跡が残る場合もございますので予めご了承ください。 結い髪の種類 髪の結い方にはさまざまな種類があります。あなたはどの結い方がお気に入りですか? 一般的な髪型 割れしのぶ年少の舞妓さんがします。8,800円 おふく 年長の舞妓さんがします。8,800円 変わりまげ ※下の画像をクリックすると拡大画像を見ることができます。 お染11,000円 結綿11,000円 おしどり11,000円 水車11,000円 おしゅん11,000円 菊重ね13,200円 奴島田16,500円 勝山16,500円※祇園祭の時に結います。 中島田13,200円 ※髪結いのままお帰りを希望の方は、 小物類レンタル料1日につき2,200円が別途かかります。 また別途保証金10,000円お預かりいたします。